About usわたしたちについて

代表メッセージ

エアージュは、2003年の創業以来、酸化ストレスを対象とした独自の化粧品原料を通じて、来るべき高齢化社会を乗り切るための精神的な安らぎに貢献していくことを使命としています。

「加齢」と「老化」、この2つの言葉は、似て非なるものとして私たちは捉えています。日々、重ねて行く年齢を止めることはできませんが、その狭間で迎える老化は、紫外線や外部環境、生活習慣などの様々なストレスによって生じる活性酸素・フリーラジカルによる悪戯と言えます。

私たちは、このフリーラジカルを阻害する手段として、抗酸化作用を有する代表的な水溶性のビタミンCと脂溶性のビタミンEを一つに結び付けることに成功しました。本来であれば、相反する性質のため混ざり合うことのない2つのビタミンが、逆にお互いの欠点を補い合う新たな誘導体として生まれ変わったのです。これまでの常識や固定観念を疑うことで、また、お互いに反発しあうもの同士を結び付けることで、新たな世界が広がって行くはずです。

今後も、老化に対する劣等感や自己嫌悪を少しでも和らげ、心穏やかに年齢を重ねて行くための基礎となる製品を提供し続けて参ります。

代表取締役社長

池田 雅晴

生体内での酸化還元反応に寄与するビタミンCと抗酸化ビタミンとして知られているビタミンEは、皮膚での必須ビタミンとして古くから化粧品に使われてきました。
しかし、水溶性のビタミンCと脂溶性のビタミンEとでは性質が異なるため、同じクリームやローションに同時に配合するには製剤的な修飾が必要でした。
更に、ビタミンEは脂溶性のため皮膚の角質層を透過するもののビタミンCは、水溶性のため皮膚の奥まで到達させることは困難とされていました。

このビタミンCとビタミンEをリン酸、またはマレイン酸を介してジエステル結合させ、同一分子内に両方のビタミンを組み込んで再合成させた化合物がEPCとCMEです。その結果、2つの化合物はビタミンCとビタミンEの作用を併せ持ち、更に水にも脂質にも親和性を示す両親媒性の化合物に生まれ変わりました。これにより脂溶性の角質層を透過する時はビタミンEがシャペロン的に作用してビタミンCを誘導し、水溶性の領域はビタミンCがビタミンEを誘導することで、表皮あるいは真皮までの移行を可能にしました。皮膚の奥まで浸透した化合物は、標的部位で加水分解あるいは酵素的な作用によりビタミンCとEに切断され、この2つのビタミンによる相乗的な抗酸化作用を発揮します。

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